2018年4月27日

新しい風を大事にする

最近、中途入社の方や、新入社員、外国人実習生と新しい人材が増えてきており活気があります。みんな、仕事は順調でしょうか。まだうまくいっていないとしても慌てる必要はありません。ほとんどの人は、長い年月をかけてさまざまな事を身に付けて行きます。会社に入ってすぐ何でもできてしまう天才的な人がたまにいますが、そのような人はごく稀です。成長の時間は個人差があります。数ヶ月や1年でどうにかなるものではなく、技術習得には時間がかかるものです。
ですが、最近は少しの賃金の違いですぐに転職してしまう人も多いと聞きます。どの企業も人材不足が続いており、求人はかなり多い環境なのでしょう。ただ、目先のお金のために何も身に付けずに仕事を変えてしまうとしたら、残念です。社会人になって転職を繰り返し、5年10年経って振り返った時に、何も身についていないとしたら、すごく勿体ない人生になっているのではないかと思います。

どの企業にもカラーがありますから、合う合わないは当然あると思います。新しい人材が働きやすい環境を整えるのは企業側の役割です。弊社は、新しい意見をどんどん受け入れる環境であると自負しています。月に一度開かれる品質管理委員会では、各ラインから代表者を毎月1名参加してもらっております。そこでは、品質向上の話はもちろん、職場環境の改善もテーマとして議論しております。その中で決まったことも多くあり、各ラインの意見がとても参考になっております。こらから新しく入社した人にも是非参加して頂き、今までの別業種の経験からの発想でもなんでも遠慮なく発言してほしいと思います。