THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2004年10月18日

戦後まもなくから、1980年代はじめまではメーカー主導の時代と言われていました。この時代の基本的な考え方は、品質の良い製品を安く期日通りに供給すれば、ユーザーに納得して買ってもらえるということでした。
しかし、家庭や市場にモノが溢れるようになった今日では、安くて品質が良いというだけでは不十分になってしまいました。モノが有り余っているわけですから、製品によほどの魅力がないと購買意欲をそそることが出来ません。

ではどうすれば購買意欲をそそることができるのか。
その答えが『顧客満足(CS)』であると思います。
これを生産にあてはめると、従来の考えでは、まず生産ありきで、その開発部門であれこれと検討してから、市場へ製品を送り出していました。
これに対し、顧客満足(CS)の考え方は、工場の外側つまり市場からの声に耳を傾け、その要求に合わせて生産するということだと思います。
今後、弊社の生産管理が100%となった時、お客様に対し最大のメリットをご提案できると思うのです。