THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2005年6月27日

「ゴーゴーグアムキャンペーン」が始まって一ヶ月。
みなさん「できるわけない」と思っていませんか?「できるわけがない」と思ってしまった時点で、もう絶対できるわけがありません。「できる」と信じるところから始めないと幸運の女神は微笑んではくれません。
今日は今まであまりお話した事はありませんでしたが、私が以前の会社で自分なりに学んだことのひとつをお話したいと思います。

社会人になって3年目、ちょうど24歳の頃のことです。消費税が3%から5%に上がる駆け込み受注のため、当時現場監督をしていた私も異常な数の現場を抱えていました。
その殺人的な忙しさの中で、いつの間にか私は自分自身の至らなさを省みず、「なんで上司はこんな時期に机に座ってばかりいるんだ」「先輩の方が社歴が長いのだから、上手くこなすに決まっているだろう」「お客様に誠意を持って対応しているのになぜわかってくれないのだろう」等、後ろ向きな事しか考なくなり、毎日イライラして仕事に集中することもできず、会社を辞めようかとさえ考えたこともありました。そんな状態で仕事をしていた為、当然、お客様の満足度も低くなり、現場への対処も後手後手となってしまっていました。

しかし、周りを見れば他の先輩現場監督たちは、その異常な忙しさの中でも、様々なクレームにも的確に対処し、日ごろと変わりなくこなしている・・・。
そのような状況の中、私のイライラはだんだんと深い苦悩に変わり、「このままだと転勤させられる」「この仕事が好きなのに工事管理から異動させられるかも」「クビになるかも」といった被害妄想にまで陥っていき、焦れば焦るほど自滅の道をたどっていたのは明らかでした。
そんな日々が続く中、ようやく私は開き直りともとれる、ある決意に至りました。

とにかく明日から、改めて今自分のできる精一杯の事をしよう。まずはお客様(施主)、取引業者との打ち合わせのアポイントで一日全部埋めて行こう。上司・先輩は関係なく、俺の一回きりの人生だ、思いっきりやろう。このままウジウジしていたら、きっと悔いを残す人生になってしまう!

早速、電話で翌日のアポイントを多数とりました。翌朝になると、クレームへのプレッシャーは依然ありましたが、今までとは違う新たな気合とともに、朝一番で会社を飛び出し、車に乗ると頭の中はその日予定しているアポのことでいっぱいになり、昨日までの悩みなど考えてる無駄な余裕はなくなっていました。結局その日は全てのアポの中で、解決策が見つかったのは1件のみ、施主からのお叱りは5件、検査関係の完了は0件という散々な一日でした。

しかし、私の心の中では何か一つの仕事をやり終えた充実感で満たされていました。
そして、更に1週間先までアポを入れ、一つ一つどのような資料を用意すればよいのか、どのような解決策を設けるか等、細心の注意を払って準備し、アポ当日は移動中に、お話する内容を頭の中でロールプレイングしながら、一つ一つのアポをひたすらこなしていきました。その作業は絶対的なものであり、あたかも崇高な王様に仕える忠実な僕(しもべ)のようであり、何の抵抗もなく、むしろ清々しい気持ちでさえありました。なぜなら、王様と僕(しもべ)のどちらともが自分であり、一人二役をこなしていたからです。それから 1ヶ月して、幸運にも大きな問題は治まり、お客様からも最大の評価を頂くことができました。

それ以来、私は昨日までのこと、先輩・上司・会社等の周りのことで、必要以上にあれこれ悩んで後ろ向きになることや、あまり先のことまで心配し過ぎることは止めにしました。自分が目標に向かってクリアしたかどうかが大切であるということ。例えば、ゲームセンターで自分がその中の一台のゲーム機を最高得点目指してやっていているというような考え方をする事も必要だと。そして何より、一日一日を大切に、一日の枠の中で精一杯生きること、人はいつ死ぬかは誰も分からない、万が一明日死ぬことがあっても後悔しないよう、明るく前向きな人生を送るよう努めることにしました。

こんな話を聞いてみなさんはどう感じますか?
そ、どう頑張れるかで人の価値が決まると思いませんか?
「生きがい」って何か改めて考えてみてください。

これから暑さが厳しくなり、シャーリング業者にとっては体力的にも辛い日々となりますが、こんな時こそみなさんの真価が問われるのだと思います。