THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2005年10月17日

先日、大前研一さんの「新・資本論」を読みました。
その中で、これからの経済は4つの経済空間を上手に調和していく事ができる企業が、今後成功を収めることのできる企業とありました。
この本で記している4つの経済空間とは
  1.実体経済  
  2.サイバー経済  
  3.ボーダレス経済  
  4.マルチプル経済  
なのですが、簡単に言いますと、コンビニで弁当を買ったりするのが実体経済、クレジットカードの利用がサイバー経済、製品を海外で販売したり、材料を海外から調達したりするのがボーダレス経済、年金の加入、株の購入がマルチプル経済 という事です。

この本を読み終わった時、私のいる鉄の業界は、この4つの経済に上手く調和しているのか?と感じました。そして何より、当社がこの4つの経済空間でビジネスをしているか?、いや、していないか?

今、当社のコアである鋼板切断をこの4つの経済空間に羽ばたかせる事ができた時には、素晴らしい会社になると思います。
また、私自身としても、ITや語学力等は自分とはまだ直接関係してこないと思わず、もっともっと勉強せねばと反省しております。
みなさんの会社はいかがですか?