THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2006年9月29日

9月中旬より下旬にかけて、プロパンガスのみだった溶断方法に水素ガスを混合させ、スピードUP etc..を図る設備工事を行ったのですが、(皆様には工事が完全に終了しましたら、改めてコマーシャルさせて頂きます)その時に工場事務所でおこった出来事で、社員にマネージメントしたお話をさせて頂きます。

上記工事は、現在は順調に進行しておりますが、当初は想定外の出来事もあり、計画より進行が遅れてしまいました。その時お客様より頂いていた納期に大きな影響が出てしまい、大変ご迷惑をおかけした事がありました。
事務所全員でお客様との納期調整をさせて頂いたのですが、ふと、みんなの様子を見ていると、一生懸命ではありますが、一人一人がバラバラに個々のお客様と対応していたのです。
それぞれセクションの仕事がありますから、セクショナリズムも必要です。しかし、大切なお客様をお待たせしている訳ですから、『スピード』優先で解決しなければならないところを、かえって遅くなってしまい、『一生懸命』が無駄になっていました。

皆優秀な社員であると自負しておりますが、得意分野も違えば、知識、経験も違います。
自分の力だけで解決しようとせず、少しずつ他の人の力を借りる事により 1=1 ではなく 1+1+・・・=∞ のスピードになり、解決が早くなる。
そのスピードがお客様の信頼をつなぎとめ、次のお仕事、利益につながっていく。もちろん早期解決を果たすことにより、すぐに次の展開に移行ができ、別の利益へつながっていく事も出来る・・・。その意識は常に持ち続けてほしいと話しました。

優秀な社員が協力しあることで企業の成長スピードが速まるとつくづく思った出来事でした。

営業統括部長