THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2008年11月25日

ここ数ヶ月のアメリカの金融危機から始まった鉄鋼業界への波及は想定以上のスピードです。
特に10月から暴落したスクラップ価格は誰もが考えもしないことでした。私は夏以降、「私達はどう立ち向かうか」そればかり考えていました。

しかし考えても奇策などはなく、出る答えは一つ。
『品質』『納期』『価格』を徹底的に突き詰めることだけだという事です。
その為には、

  ・受注~出荷までのスピードをアップすること
  ・歩留率を上げていくこと
  ・品質を上げるべく、努力していくこと

この3点です。

そうです。今こそ基本に忠実であれです。

お客様からご注文を頂いて、工場に作業指示書が発行されるまで1日というリードタイムが当たり前だと思っていませんか?
当たり前に1日と思うのではなく、これを半日にできると思えば決してできない事ではありません。

材料が下のほうにあるから納期が半日延びるのはしょうがないと思っていませんか?
注文と同時に材料が準備されている状態にする方法は、いくらでもありますから、決して不可能な事ではありません。

こんな風に今の日新シャーリングの常識を全て覆していかないと成長はありません。
自分の頭の中にある固定観念を振り払って下さい。
それが、日新シャーリングの更なる成長につながるのです。

代表取締役社長