THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2008年4月18日

弊社も59期に入り、早くも2ヶ月が過ぎました。
東京の桜も雨、風などの気候変化が激しい為か散り始めましたが、その激しさはまるで現在の鉄鋼業界をとりまく環境のようで、安息の時間はありません。
環境変化があまりにも早く、ルーティーンな作業でさえ、その労力が普段の5~10倍に増え、個々に与えられる時間枠がいっぱいになっています。
こういう状況だからこそ、ディティールをつめた精度の高い仕事を構築していきたいものですが、大切なことはPLAN DO SEEの『 SEE』、つまり検証を忘れないことです。忙しいとつい他の業務を優先しがちですが、PLAN『計画・目標』に対して、しっかりと進めているか、軸がぶれていないかポイントで確認できなければ、プロセスが正解かどうかも判らなくなり、ただ闇雲に仕事をこなすだけになってしまいます。これではただの時間の浪費です。時折立ち止まり、自己を見つめなおすべきでしょう。

また『仕事を楽しめているか』ということも自己に問いかけるべきだと思います。
鉄鋼業は様々な職種の中でも形にのこる(地図にのこる)それ自体大変意義のある仕事だと思います。これも忙しい毎日を過ごしていると忘れがちで、ただただ、日々仕事をこなすだけの毎日になってしまいます。
仕事への価値観は人それぞれですが、少なくとも人生の大半をそのフィールドを歩んでいくわけですから『仕事を楽しむ』ことは大切です。
インターネット業界のような派手さもなく、リアルビジネスなりの苦しさはあると思いますが、どんな環境でも楽しみながら仕事をしないと人生かなり損します。どんな逆境もゴールをイメージしながら楽しんで乗り越えて行きたいと思います。

                    

取締役営業統括部長