THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2023年10月31日

【クジャクのオスはほとんど飛べない しかも、かざり羽はやっぱり目立ちすぎる】

クジャクのオスは目立つことに命をかけています。長さ1.5mにもなる羽を広げ、メスにアピールするのです。しかし、このかざり羽、飛ぶことにはまったく役にたちません。メスは
数百m飛べるのに、オスはかざり羽の重みで少ししか飛べません。しかもかざり羽のせいでヒョウなどの敵にも発見されやすく、食べられる危険も高まります。

いま話題の児童書「ざんねんないきもの事典」知っていますか?どうぶつたちのちょっと残念な意外な一面を、コミカルなイラストとともに面白く紹介してくれる本です。すでに8シリーズも出版されており、児童書ではめずらしいベストセラーになっているそうです。

わたしも先日1冊購入しました。こどもが読みたいと言ったので買いましたが、おとなの私が読んでも面白かったです。クジャク以外にも、
「シギウナギは口先だけの魚」
「ホタテガイの目はむだに高性能」
「シオマネキのオスはもてるために必死にハサミを振り回す」
など、興味深い話が盛りだくさんでした。

どうぶつたちは様々な理由で、独特な形態、習性をもっており、それぞれ生きていくために進化した結果が今の姿なのでしょう。人間からみると不思議な、おかしな形に見えますが、彼らからすれば、これが今の最適解なのでしょう。

どうぶつ達から見た人間社会はどんな風に見えているのでしょうかね。
「〇〇課長は口先だけの人間」
「〇〇先輩の目は本質ではなく無駄な部分しか見えない」
「〇〇さんは上司におべっかつかうときだけ必死に行動する」
どうぶつにもにんげんにも、ざんねんと思われない人間になりたいものです。

                        

工場長

取締役茨城工場