2023年6月23日
ワークエンゲージメント(work engagement)
最近良く耳にするワークエンゲージメントですが、社員が仕事に対して高い関与や熱意を持って主体的に取り組む状態を指し、ワークエンゲージメントの高い社員は、仕事に集中し、興味や意欲を持って取り組むことが出来る為、企業としても彼ら自身の役割や貢献に意味を見出せるように積極的に努力すべきだと考えています。
ワークエンゲージメントは、以下の要素によって特徴付けられます。
1. 心理的な投入(Vigor)
社員はエネルギッシュで精力的に仕事に取り組み、困難にも立ち向かう意欲を持ちます。
2. 知的な投入(Dedication)
社員は仕事に対して情熱や関心を持ち、自己の能力を発揮しようとします。彼らは仕事に
没頭し、成長や達成感を追求します。
3. 帰属意識(Absorption)
社員は仕事に完全に没頭し、時間を忘れるほど集中します。彼らは仕事に没頭することで
自己のスキルや能力を発展させ、充実感を得ます。
個人のパフォーマンスに良い影響を与えるワークエンゲージメントを促進するために、企業としては以下のような取り組みを行うことが重要です。
・役割の明確化と目標設定: 労働者に対して明確な役割と責任を与え目標を共有する事。
・成長と発展の機会: 労働者のスキルや能力を発展させるためのトレーニングや、キャリア開発の機会を作る。
・報酬と認識: 労働者の成果や貢献を公正に評価し、適切な報酬や認識を与える。
要は働きたいと思える個人のメンタルをどのように企業がアプローチし、環境を整えていくか。という事だと思います。
常務取締役
政清 秀樹