2025年9月23日
小さな挑戦が大きな自己啓発につながる
先日、子供が初めて自分で靴を履こうと、何度も挑戦していました。
最初は左右を間違えたり、かかとがうまく入らなかったり。時間がかかりましたが、諦めずに取り組み、ついに一人で履けた瞬間、笑顔とともに大きな自信を手にしていました。
その姿を見ていて感じたのは、「自己啓発とは大きなことをするだけでなく、小さな挑戦の積み重ねから生まれるものだ」ということです。
社会人になると、どうしても日々の業務に追われ、挑戦を先送りにしてしまいがちです。
しかし、仕事以外の小さな経験が、意外な形でビジネスに役立つことがあります。
- 新しい趣味に取り組んでみる
- 行ったことのない土地を旅行してみる
- 普段読まないジャンルの本を読んでみる
こうした行動が発想力を広げ、コミュニケーション力を高め、結果として仕事に活きてくるのです。特に興味のある事だけ見ようとしていると、レコメンドされた情報を目にしてしまうSNS時代では、重要なアクションだと思います。
先日は東京で世界陸上が開催され、多くの日本選手が世界を相手に挑戦しました。
記録更新や自己ベストの更新を目指す選手の姿は、結果の大小にかかわらず、挑戦することの価値を教えてくれます。
たとえメダルには届かなくても、自分の限界に挑み続ける姿勢は、観る人に勇気と学びを与えてくれました。
ビジネスにおいても、完璧な結果だけが評価されるわけではありません。
新しい提案をしてみる、小さな改善を始めてみる、といった挑戦の積み重ねが、自己啓発となり、大きな成果につながります。
どんなに小さな一歩でも、踏み出すことが自己啓発の出発点になります。
そして大切なのは、その一歩を諦めずに続けることです。
途中で投げ出さず挑戦を積み重ねていくことでやがて大きな成果や成長につながります。
私たちも、日常の中で小さな挑戦を大切にし、粘り強く取り組んでいきたいですね。
それが結果として、ビジネスの成長にも大きくつながっていくのだと思います。
常務取締役
政清 秀樹