THOUGHTS

“日新”月歩~シャーリング屋の熱い思い~

2024年2月28日

吉田部長と貸し借りしています。お金ではなく本の。
毎月、1冊ずつ貸し借りをしているので、必然的に月2冊は本を読む習慣がつきました。ちなみに吉田部長は月4冊を習慣にしているそうです。すごい。

 

貸し借りをする際に、前月に借りた本の感想と、今月貸す本のおすすめポイントを話してから受け渡しをしています。同じ本を読んでも感想が全く同じである訳ではありませんが、共感できることも多く、そうだよねー、と会話する事もよくあります。

 

来月は、「時短の一流、二流、三流(越川慎司著)」を貸す予定です。社内で一番の働き者の吉田部長に、少しでも良い時短方法の参考にしてもらえたらと思い購入しました。さらに効率よく仕事ができ、負担の軽減につながればよいなと思っています。
この本で著者は、話す言葉を変えるだけで時短が叶えられる、と言っています。約3万時間の会議を解析し、どういった言葉が会議を円滑にすすめられたかを分析したそうです。

 

その結果、「だけど」「でも」「どうしても」のダ行の多い会議は、議論が停滞したり、人の反感を買ってしまい、物事がうまくすすみませんでした。また「お疲れ様です」「ありがとう」「いつも」のア行を使うシーンも多かったそうです。こういった礼儀は必要ですからね。

 

著者いわく、限られた時間で突出した成果を出すためには、「そうだね」「さらに」「そもそも」「すごい」「素敵」「素晴らしい」などのサ行を使った会議だったそうです。「そうだね」で始める会話は、相手の意見や感情に対する共感をしめす手法です。これによって相手は自分が理解されていると感じこころを開きます。そうだね、のファーストリアクションによって、結果的に多くの意見を引き出すことに成功しました。

 

言葉はただのツールではありません。一言目の印象が、その後に与える影響は計り知れないほど大きいのです、と著者は述べています。私も言葉の使い方、気を付けてみようと思います。そして毎月知識を増やすきっかけ作りに関わってくれている吉田部長に感謝しています。

取締役茨城工場

工場長